ショパンの音楽を愛しポーランドに渡ったピアニスト西水佳代のショパンアルバム集„Chopin’s music & stories by Kayo ”の予告版。「音楽とは何か」というショパン自身の定義を思い巡らせながらショパンの音楽に接すると、愛と呼吸と調和の大切さを教えられ、それはまさに人生にもそっくりあてはまる、そんな不思議なショパンワールドにみなさまを勧誘します。
フリデリク・ショパン ノクターン第2番 変ホ長調 作品9-2 スケルツォ第1番 ロ短調 作品20 ワルツ第1番 変ホ長調 作品18 「華麗なる大円舞曲」 英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53 3つのマズルカ 作品59 ソナタ第3番 ロ短調 作品58
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“言葉は音から生まれる-言葉より先にある音”
”言葉 : 音がかたちになったもの“
“音を通した私たちの認識の表現”
“音を通した考えの表現”
”私たちの感情が音に表れたもの“
“音になって表れた芸術が音楽と名づけられる”
大作曲家フリデリク・ショパンはこのように音楽を定義しました。
ショパンは大作曲家の中で唯一、
全作品をピアノ曲、もしくはピアノを伴った曲に捧げました。
そのお蔭で私は彼の全曲演奏をすることができます。
ショパンをたくさん弾けば弾くほど彼の音楽の大切な土台は
愛、呼吸、そして調和
だという確信が深まってきます。
不思議なことに、これは人生にもあてはまるような気がします...
2010年2月
西水佳代
ピアノの前に座らせてくれた今は亡き母と
ポーランドに送り出して下さった故佐藤允彦教授と
埋もれていた私を掘り起こしてくださった考古学者故ステファン・ヴォイダ館長に
感謝の気持ちをこめてこのCDアルバムを捧げます。
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